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公開日: |更新日: 復職デイケア

デイケア治療案内

デイケア治療案内

【目次】
デイケアの目的
参加の流れ
デイケアのプログラム・活動について
一日の流れ
参加にあたっての注意事項
デイケアのルール

デイケアの目的

  • 社会復帰、職場復帰のステップとして
  • 安心できる居場所(日中生活の場)として
  • 生活リズムを整える場として
  • 対人関係スキルの練習の場として
  • 各自の回復を目指す、治療の場として

それぞれの治療目標にあわせて、デイケア・プログラムを使っていきましょう。

参加の流れ

デイケアの説明→治療目標の共有→参加日を相談して決めていきます。
※参加の前にフロアの見学も可能です。

デイケアのプログラム・活動について

  • スポーツ、ペーパーアート、創作活動、ミーティングなど、様々な活動を行っています。
  • プログラムは任意参加です。自分の治療目標、ペースに合わせて選択できます。
  • デイケア時間中、事故やケガの無いように十分ご注意下さい。ケガ・体調不良の場合は、事前にスタッフに相談してください。
  • スポーツプログラムに参加希望の場合は、必ず事前に院長先生の承諾を得た上で、デイケアスタッフまで申し出て下さい。

一日の流れ

※土曜日は13:00で終了になります。
※昼食について:通常は当院で弁当を注文します。希望される方は、当日、注文表への記入をお願いします。ご自身で準備して持参していただくこともできます。

参加にあたっての注意事項

  • 利用料金は、1日あたり1割負担の方で820円、3割負担の方で2,460円です。(薬の処方によって値段は変わります)
  • 治療上必要な個人情報は、カルテ同様クリニックにて厳重保管いたします。
  • 掃除分担表など、デイケア内にて氏名を掲示することがあります。
  • またプログラムにおいて、記録用に設備等を写真撮影する場合があります。個人を撮影することはありません。ご了承ください。
  • デイケアは、それぞれのメンバーにとって安全、治療の場です。ルールを守って参加しましょう。
  • 駐車台数に限りがあるため、可能な限り、公共交通機関等をご利用ください。ご協力お願いします。

デイケアのルール

①時間厳守と外出禁止

デイケアは9:30~15:30です。デイケア時間内の私用での外出はできません。(土曜日は9:30~13:00の半日です)

②デイケアは安全な場所です

デイケアは、各自が自分の治療目標に取り組み、回復を目指していく場です。相手を傷つけるような暴言・暴力や、周りの迷惑になる行為はやめましょう。また、デイケアで知り合った方とは、デイケアの場、デイケア利用期間中のみの付き合いにとどめてください。
デイケア参加中に知り得た他の方の個人情報(写真・見聞きしたこと)は外部に持ち出さないようにお願いします。
なお、スマートフォン・デジカメなどを使っての院内での写真撮影は、他の方を写してしまったり、治療上必要な情報の外部流出につながったりする原因となりますので、ご遠慮いただきますようご協力お願いします。

特に大事なこと【連絡先 聞かぬ、教えぬ、治療の場】
患者さん同士の連絡先(住所、電話番号、携帯電話の番号、メールアドレスなど)は交換しないように協力しあっています。
クリニック以外の場所で会うことや、物品・金銭の貸し借りもできません。
メンバー同士のトラブルでクリニックに通いにくくなり、本来の目的である治療ができなくなるのを防ぐためです。安全な場を守るため、皆さん配慮しあっています。

③欠席などの連絡について

デイケアは継続して参加する治療の場です。欠席、参加日の変更は事前にスタッフにご相談ください。急に欠席する場合は、当日電話連絡をお願いします。電話の受付時間は、9:30~16:00です。

④私物の管理

常時使用する荷物以外は、ロッカーをご利用ください。また、不要な貴重品の持ち込みはお控え下さい。私物管理は各自でお願いしています。盗難・破損に関してクリニックでは責任を負いかねます。
デイケアに持参するカバンなどはロッカーのサイズに合うものをお願いします。

⑤お互い気持ちよく過ごす

デイケア内のスペースは限られています。譲り合って過ごしていただくため、私物での場所取りはご遠慮下さい。
コーヒーカップなど自分で使用したものは各自で片付けます。
携帯電話での通話は、ロッカー前のスペースにてお願いします。

※デイケアのルールが守られない場合、治療が中止になることもあります。
※デイケアのことで困ったら、スタッフに相談してください。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。