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パニック障害専門療法
苦手な身体感覚を克服する練習(パニック障害の治療)
平成30年10月20日(土)、当院のパニック障害グループ治療の中で、苦手な身体感覚(例えば、ドキドキ、息苦しい感、めまい感、非現実感、吐き気感など)を克服する練習を行いました。
◇パニック障害と苦手な身体感覚の関係
パニック障害では、以下のような悪循環が生じることがあります。
このような悪循環から抜け出すために、現在、当院では3ヶ月に1回ペースで身体感覚曝露訓練(参照:苦手な身体感覚を克服する パニック障害の治療)を行っており、意図的に苦手な身体感覚を作り出し、不安が自然に落ち着くことを体験し、苦手な身体感覚が生じても自分は大丈夫であるということを体験的に学んでいきます。
↑大きめの部屋でスライドを観ながら学びつ、実際にタッフも交えて苦手感覚を再現しまた。
今回は、5名の方にご参加いただきました。
参加された方々から、さまざまな感想をお伺いすることができましたので、一部ご紹介させていただきます。(みなさんから、御承諾いただいております。掲載上、分かりやすくするために、一部文言を加筆させていただきました。)
次回、身体感覚曝露訓練は、平成31年1月頃を予定しております。
パニック障害・嘔吐恐怖等でお困りの方は、ぜひ医師にご相談ください。
◇過去のパニック障害、広場恐怖に関するブログ
◇パニック障害についての基礎知識(当院ホームページ)
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関連する情報
監修
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【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。
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