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家族介入
お子さんの問題行動からうつ病や不安障害でお困りの方へ
長い夏休みが終わり、9月に入りました。
お子さんの、「学校に行きたくない」に驚き、心配したり不安になったり、悩んでいらっしゃるお母さんも多いのではないでしょうか??
当院には、思春期のお子さんの学校に行けなくなるなどの問題行動に悩み、そのことで気分の落ち込みや不安が強くなって、不眠などの症状が出てお困りの女性の方が多く来院されています。お子さんの問題で悩む中で、ご自身がうつや不安障害を抱えたお母さんたちを対象に、集団精神療法としての「初期集中プログラム」を行っています。お母さんである女性たちは、家族の問題を解決することでご自身の症状が軽くなることがあります。
当院の初期集中プログラムは、子どもの発達や思春期に見られる心の病気、お子さんとの適切なコミュニケーションなどについて学びながら、お母さん自身の考え方や行動を変え、こころの元気を取り戻していくことを目的としています。
このグループに参加された方からは、
「子どもに振り回されていた生活を見直すことができて気持ちが楽になった」
「親自身が子どものことで一喜一憂せずに、子どもを見守り続ける姿勢が大切なんだと気づきました」などの感想をいただいています。
ご関心のある方は、医師やスタッフにご相談ください。
(心理士 野口)
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監修
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【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。
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