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パニック障害専門療法
土曜セミナー「不安について学ぼう」を開催
土曜セミナー3月12日は「不安について学ぼう」を開催しました。
■不安との上手な付き合い方
まず、人間の基本的な感情は悲しみ・不安・怒り・喜びの4つがあります。悲しみ・不安・怒りというネガティブな感情は、私たちにストレスを教えてくれるサインです。その中でも今回は不安について取り上げました。
■不安とうつの関係
そして、不安を起こす原因は「不安につながるもので、ものの考え方・とらえ方」にあります。過剰な不安をそのままにしておくと自分をせめたり、自己嫌悪といったうつの症状につながることがあります。
■一時的に不安を下げる安全保障行動とは?
不安な時の反応として、不安を下げたり不安を隠すための「安全保障行動」と、苦手な状況を避ける「回避」の2つがあります。人間は、不安な場面を避けることなく、平静を装ったりして、無理に明るくふるまうなどの安全保障行動もしなければ、一時的に不安が強くなりますが、しばらくするうちに自然に下がってきます。
当院での不安障害の治療としては、回復に向けてまずは薬物療法からスタートして、段階的に様々なプログラムをご用意しています。
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参加された患者様の声
- 不安の悪循環、安全保障行動、回避をいつもしている自分に気付きました。不安は、ゼロにするのではなく、上手く付き合っていく事の大切さが理解できました。
- 先生のお話しはわかりやすくて良かったです。私は、今まで安全保障行動ばかりを取っていましたが、これからはやめて様子を見てみます。なんとかなだらかに不安が少なくなっていくことに耐えられればいいなと思いました。
- 不安は私にとって重要な悩みなので、また聞きに来たいと思います。今までに何度も来て聞いていますが、何回聞いても、ハッとします。
関連する情報
監修
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【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。
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