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認知行動療法
心を元気にする”会話のコツ”
先日の11月28日に、愛知学院大学 日進キャンパスにて開催された、堀越勝先生の公開シンポジウムに参加してきました。
講師の堀越勝先生は、認知行動療法の第一人者であり、日本での認知行動療法の普及や研修活動をされています。
今回のテーマは、心を元気にする“会話のコツ”ということで、いくつかの具体的な対話方法について学んできましたので、その中の1つをご紹介させていただきます。
・効力のある言葉はいきなり渡さない。
家族など周りに落ち込んでいる人がいると、つい励ましの言葉を伝えたくなりますが、いきなり「頑張りましょう!」と言ってしまうと、相手にとっては傷つく言葉になってしまいます。
励ましの言葉のような効力のある言葉を伝える時には、順番を考える必要があります。
まずは相手の気持ちに寄り添い、十分な共感を示し、相手の心が開いたところで具体的な提案をします。
その上で、「それでは一緒に頑張っていきましょう!」という効力のある言葉を伝えることが大切ということでした。
堀越先生のお話は大変分かりやすく、日常生活に活かせるものばかりでした。具体的で、すぐにでも実行できるコツなので、ぜひ皆様にもご活用いただきお役に立てることを願っております。
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監修
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【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。
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