そんな心理療法に対する熱い想いをお持ちの方が、特定分野のエキスパートとしてキャリアアップしていける環境を整えています。
実際に、当院では幅広い疾患・症状に対して、投薬だけに頼らない多様な専門的プログラムで治療を進めており、心理職が教育機関で学んできた知識、臨床現場での経験を存分に活かしていただいています。
患者様へより良い治療を提供するために、専門職各自の知識やスキルを高めるための投資やサポートは惜しみません。
ここで、ともに再発させない治療を実現していきませんか。
認知行動療法では、厚労省認知行動療法普及事業で、スーパーバイザーとして、認知行動療法を精神科医を指導した経験をもち、日本うつ病学会の権威である下田光造賞の受賞歴がある研究熱心な院長へ、専門職のあなたの力を貸してください。
クリニックも日本精神神経学会専門医制度の研修指定施設に認定されています。
職場環境について
チーム医療の提供のために
老子の言葉に「お腹の空いている人がいたら、魚を与えるのでなく、魚の釣り方を教えてあげなさい」とあります。この言葉のように、当院では患者さん自身が自分をメンテナンスできるようになれるよう、チーム医療を取り入れていることが大きな特徴です。
その核となるグループ治療は複数の職員で担当するため、一対一のカウンセリングではなかなか見る機会がない他の心理職のやり方を観察し、専攻分野以外の新たな知識や技法を身に付けることができます。また、さまざまな講演会や院内の勉強会などへの参加機会も豊富にあります。
認知行動療法はもとより、最新のマインドフルネス、セルフコンパッション、アサーションなどの実践的な研修を全額当院負担で受講でき、アサーショントレーナーやマインドフルネス指導者の資格試験に合格した際にはお祝い金を支給しています。
患者様の治療計画で判断に迷うことがあった場合は、院長はもちろん経験豊富な先輩が指導しますので安心です。心理職だけでなく、看護師など他職種の職員も密に連携していて働きやすい雰囲気の職場です 。
ライフステージに合わせた働き方の実現
患者様の心をしっかりケアするために、職員自身がオンオフのメリハリを付けていただくことを重視しています。
残業はほとんどなくほぼ定時で退勤できますし、日曜日、祝日出勤はなく、有給休暇も取得できるため、プライベートの時間を十分確保することが可能です。結婚、出産、育児、介護などのライフイベントにも最大限配慮し、仕事と両立できるようサポートしています。
待遇面について
当院では頑張りをしっかり評価する給与制度を導入。待遇面では、クリニック運営の核になっていただけるスタッフを特に厚遇いたします。
仕事に対して満足感ややりがいを感じられ、納得感を持って長く働ける環境を目指しています。もちろん結婚、出産、育児と生活設計にも役立てていただいています。
働きやすい環境を目指して
3つの雇用区分
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正職員
原則、週40時間(1日8時間・週5日勤務)、完全週休2日の勤務です。
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短時間正職員(育休明け)
フルタイムと比べて、所定労働時間や日数が短い正職員です。
1日6時間・週5日勤務・完全週休2日。 -
パート職員
週間の所定労働時間が、正職員と比べて短い職員です。
週1~4日といった働き方も可能。
必要に応じて社会保険加入、正職員への転換制度あり。
毎月の手当支給
スタッフの仕事や自分自身に対する誇りや自信につながり、満足度・やりがいを感じられる環境を目指し、
その責任や役割に応じた手当を導入していきます。
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管理職(役職)手当
役職者として従事する場合、その役割や責任の大きさに応じて、手当を支給します。
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リーダー手当
各部署のまとめ役として、院長からの指示や伝達を伝え、職員間のコミュニケーションを円滑に実行する役割に従事する場合、手当を支給します。
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IT企画手当
クリニックのSNS等での情報発信や企画立案に携わる場合、業務に従事する期間の手当を支給します。
スキルアップのためのチャレンジ制度
薬に頼らない治療を進めるには、スタッフ1人1人の専門性が欠かせません。
スタッフ各自が知識やスキルを高め、よりよい治療者として成長していくことができるサポート体制をしています。
資格取得者に御祝金支給・研修費用の補助
チーム医療に欠かせない、以下の資格取得者や研修費用には、それぞれ御祝金・研修費用の一部補助を支給します。
その他、スキルアップのための研修・資格取得支援を行います。
充実した福利厚生をご用意しております。
カム・バック制度
妊娠、出産、育児、介護または配偶者の転勤、病気療養や自己啓発(資格取得や就学)を理由として、一度退職した職員が、就業可能となったとき、再び入職を希望する場合は、クリニックが優先的に再雇用する制度です。
入職後、正職員・短時間正職員・フルタイムパートのいずれかの雇用区分で2年以上在職していたこと。
制度の対象となる退職理由であったこと。
退職時に、再雇用制度の希望を登録していること。
慶弔休暇
年次有給休暇とは別に、結婚・弔意・配偶者の出産など特別休暇の制度を設けています。
慶弔休暇は有給です。
休職制度
業務外の私傷病で、長期間の入院や休養が必要となった場合、原則、最大180日までの休職期間を設けています。
安心して治療できる環境を整えています。
先輩スタッフの声
心理士に治療計画の裁量が与えられ、
専門性を高めていける職場環境に満足しています。
心理士 Aさん
(大学院卒 臨床心理学専攻)
2021年4月入職
私は大学院で学んだ認知行動療法を実務で活かしたいと考えていました。
当院は心理士への裁量が大きく、採用する心理療法の選択が任されていることを職場訪問の際に知り、ぜひ働きたいと志望しました。
当院では薬以外の治療法を取り入れ、車の両輪のようにバランス良く治療を進めていくことを大切にしています。
心理士として心がけているのは、患者さまが生涯にわたって活用できる“スキル”をお渡しすること。怒りや悲しみなどネガティブな感情が起こった際の心の動きを図式化するなどして、感情変化のパターンや考え方のクセを自覚していただくことからスタートし、これからの人生で精神的に困難な状況に陥っても自力で解決できる力を養っていただくことが、長い目で見て心の健康を保つために必要だと考えています。
おひとり1回30分という限られたカウンセリング時間が有意義なものになるように患者さまお一人ひとりのお話に耳を傾け、最適なプログラムをおすすめしています。
心理士が常駐しておらず、医師のみで治療を行う医療機関と比べると、患者さまに幅広い選択肢をお渡しできることが、当院の強みだと思います。
心理士としてやりがいを感じるのは、やはり患者さまからの「良くなりました」の一言です。症状がひどくて車の運転を諦めようとしていた方からの「車を買うことにしました!」という報告や、休職していた方から復職の報告をいただいたときは、この仕事を選んでよかったなと心から思います。
院長は私たちを「患者さまを治療するための対等なパートナー」としてみてくれていると感じます。頼られているからこそ、さらに専門性を高めスキルアップしていきたいと思います。
メンタル領域を学ぶことで、自分自身の日常や
コミュニケーションにも活かせるようになりました。
看護師Bさん
(看護専門学校卒)
2019年9月入職
私はもともと人のお世話をすることが好きで、看護師を目指しました。当院に入職する前は、精神科病院に勤務していました。現在は、血液検査などの外来業務、担当プログラムの司会、デイケアなどを任されています。
患者様の関わりの中で、睡眠障害という症状ひとつをとっても、さまざまな角度からアプローチすることができます。寝る前にスマホを見ない、寝室を快適にするなどの環境面、過去にとらわれ過ぎない、未来に不安を持ち過ぎないなどのマインド面など、改善方法はさまざまです。そのため、真剣に悩み、勇気を出して来院されたこともあり根気強く対応することが大切だと感じています。
精神疾患の難しいところは、見た目では重症度がわかりにくいことです。
例えば、足を怪我した場合、血が出たり腫れたりするのは目に見えてわかりますし、回復の経過も目に見えてわかります。でも、心は見た目からはどこがどうダメージを受けているかわからない。 本人が普通に話していて元気そうに見えても、症状がとても重い場合もあります。
簡単に答えが出ない中で、患者さん自身から「元気になった」「仕事に復帰した」という声を聞くのは、とてもうれしいこと。私たちがやっていることは決して無駄ではないのだと、自信を持つことができます。
もちろん、プログラムを振り返って、「もっといい伝え方があるはず」と思うことも多々あります。そんな時は、心理士や同僚の意見を聞きながら、よりよい治療を提供できるようにしています。
一緒に仕事をしている心理士は若い人が多いのですが、年齢差を感じさせない接し方をしてくれます。
メンタルヘルスの分野は奥が深く、知れば知るほど多くの発見があります。そのため、知的好奇心が旺盛な方には最適な職場環境だと思います。心理士と看護師では担当する領域が異なりますが、学び続けられる環境でやりがいのある仕事を任されるので、毎日がとても充実しています。
募集要項
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- 職種
正職員/
短時間正職員/
パート - 心理士
グループ療法の運営、心理面接、心理検査など。
- 看護師
デイケアプログラムの運営、採血や検尿などの検査業務、面接など。
- 精神保健福祉士(PSW)
デイケアプログラムやグループ療法の運営、福祉サービスの説明、
案内などの患者対応、外部機関との連携など。 - 看護師
- 職種
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- 給与
- 正職員
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【入職1年から3年のモデル年収(賞与含む)】
心理士・看護師 約400万円~450万円
精神保健福祉士 約380万円~430万円
※基本給に加え、管理職手当、リーダー手当、IT企画手当などを毎月の手当として支給します。
※役職、評価等により変動があります。
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- パート職員
時給 1,500円〜2,000円
※職種により異なります。
※正職員、パート職員ともに、ご経験年数を考慮したうえで、決定させていただきます。
※心理士、精神保健福祉士は、関連法人(株)ヴィヴル・アンサンテの所属となる場合があります。 -
- 勤務曜日・時間
- 正職員
- 月〜金
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9:00〜18:00
9:30〜18:30
10:00〜19:00上記のシフト制。職種によりシフトが異なります。
- 土
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8:30〜17:30
※1日8時間(休憩1時間)、週5日勤務。
※完全週休2日制(日曜とそれ以外の1日)。
【休日】日曜、祝日、GW、お盆、年末年始。
- 短時間正職員
- 月〜金
-
9:00〜19:00
- 土
-
8:30〜17:30
※上記の時間内で、1日6時間(休憩1時間)、週5日勤務。
※完全週休2日制(日曜とそれ以外の1日)、他休日は正職員に準ずる。
- パート職員
9:00〜19:00までの間でシフトによる。
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- 資格
- 心理士
臨床心理士、公認心理士のいずれかの資格をお持ちの方(見込含)。
資格は無くとも、心理系大学院修士課程終了(見込含)の方であれば、応募可能です。
当院に勤務しながら取得する方も多いです。 - 看護師
正看護師資格をお持ちの方。
- 精神保健福祉士(PSW)
精神保健福祉士資格をお持ちの方(見込含)。