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メッセージ
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私個人のことになりますが、高校の時に働き手であった父親が重度の脳卒中で倒れて入院となり、そのまま一度も退院することなく10数年の闘病の末、他界しました。その姿を見ながら、公的な奨学金やいろんな人の援助を受けて、大学に進学し、何とか卒業することができました。その節は、周囲の多くの人に助けていただき、今でも大変感謝しています。
この経験から、「突然、自分の家族が長期の病気になったとき、どんなことをしてもらいたいか?」ということは、身をもって知っています。小さなクリニックで微力ではありますが、有効で無駄の少ない治療や費用等を考慮して、患者様やご家族のお役に立ちたいと考えています。
あらたまこころのクリニック
院長 加藤 正
院長 加藤 正
経歴
1982年(昭和57年) | 名古屋市立大学医学部卒業 |
1984年(昭和59年) | 岐阜県立多治見病院精神科 常勤 |
1988年(昭和63年) | 名古屋市立大学病院 臨床研究医 国立豊橋病院・新城市民病院 非常勤 |
1991年(平成3年) | 八事病院 アルコール専門治療担当 |
1991年(平成3年) | 名古屋市瑞穂区洲山町にてあらたまメンタルクリニック開業 |
1995年(平成7年) | さいとうクリニック・家族機能研究所 非常勤 |
1999年(平成11年) | 医療法人あらたまクリニック設立 アライアント国際大学・カルフォルニア臨床心理大学院日本校(現在は閉校)の実習医療機関となる |
2004年(平成16年) | 名古屋市瑞穂区洲山町1丁目49へ移転 |
2008年(平成20年) | あらたまこころのクリニックへ名称変更 |
2010年(平成22年) | 厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)に任命され認知行動療法の普及の指導を行う |
2012年(平成24年) | 京都大学大学院医学研究科から感謝状(抗うつ薬の研究にて) |
2016年(平成28年) | 名古屋市瑞穂区いきいき支援センターにて認知症初期集中支援チームを担当 総務省中部管区行政評価局「ストレスチェック制度における健康管理医」を委託される |
2019年(平成31年) | 日本うつ病学会「下田光造賞」受賞 |
2020年(令和2年) | 名古屋市アルコール健康被害(依存症)専門医療機関の認定 |
所属資格
- 日本精神神経学会専門医
- 日本精神神経学会指導医
- 精神科専門医制度指導医
- 日本医師会認定産業医
- 精神保健指定医
- 日本嗜癖行動学会 理事
- 認知症サポート医
施設認定
- 障害者自立支援法指定医療機関
(精神通院) - 精神科専門医制度研修施設認定
- 日本嗜癖行動学会(アディクション)
理事 - 名古屋市アルコール健康被害
(依存症) 専門医療機関
学会発表・著書・論文・講演など
- 復職支援プログラムの効果と予後の困難, 加藤正 他, 第5回うつ病リワーク研究会 年次研究会
- ひきこもりとは 加藤正他,ぎふ精神保健福祉
- 個々の回復に向けて~復職支援プログラム対象者の変化と当院の取り組み~; 関口裕子、加藤正他うつ病リワーク研究会年次研究会,2013
- 患者に合った技法をどのように選択していくか~モジュール形式の CBT マニュアルを用いて面接を行った症例を通して~関口裕子、加藤正;日本認知療法学会 ,2012
- 社会不安障害のグループ認知行動療法の試み : 民間クリニックのデイケアでの取り組み(一般演題(ポスター発表)),サイコセラピーの融合とより良き社会的貢献を目指して; 松本啓輔、加藤正他,日本行動療法学会大会発表論文集, 2008
- SUN-D study:Kato T, Furukawa, Toshi A; Mantani他; BMC medicine 2019
- SUN-D臨床試験のインパクト;日本初の医師主導抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ;精神医学,医学書院,2020年
- 日本うつ病学会下田光三賞受賞講演,2019, 第16回日本うつ病学会総会
- Predicting relapse in major depression after successful initial pharmacological treatment;Akechi T, Mantani A, Kurata K, Hirota S, Shimodera S, Yamada M, Inagaki M, Watanabe N, Kato T, Furukawa TA; SUN-D Investigators;Journal of affective disorders,2019.
- Why some depressive patients perform suicidal acts and others do not.; Akechi T, Kato T, Fujise N, Yonemoto N, Tajika A, Furukawa TA; SUN-D Investigators;Psychiatry and Clinical Neurosciences,,2019.
- Association between patients' feedback comments and depressive mood, satisfaction, homework conducted, and dropouts during self-guided smartphone cognitive behavioral therapy;Psychiatry and clinical neuroscience,2019.
- Prediction of remission in pharmacotherapy of untreated major depression: development and validation of multivariable prediction models; Furukawa TA, Kato T, Shinagawa Y, Miki K, Fujita H, Tsujino N, Kondo M, Inagaki M, Yamada M.;Psychological medicine,2018.
- Trajectory of criterion symptoms of major depression under newly started antidepressant treatment: sleep disturbances and anergia linger on while suicidal ideas and psychomotor symptoms disappear early;Tajika A, Furukawa TA, Inagaki M, Kato T, Mantani A, Kurata K, Ogawa Y, Takeshima N, Hayasaka Y, Noma H, Maruo K;Acta Psychiatrica Scandinavica,2019
- Dropouts in an Antidepressant Trial: How Do They Fare Afterwards?;Furukawa TA, Kato T, Akechi T, Shimodera S, Okada N, Yanai I, Ozaki K, Kinou.K.;Psychotherapy and Psychosomatics, 2018.
- Why some depressive patients perform suicidal acts and others do not;Akechi T, Kato T, Fujise N, Yonemoto N, Tajika A, Furukawa TA; SUN-D Investigators;Psychiatry and Clinical Neurosciences ,2019.
- Predictors of hypomanic and/or manic switch among patients initially diagnosed with unipolar major depression during acute-phase antidepressants treatment;Akechi T, Kato T, Watanabe N, Tanaka S, Furukawa TA; SUN-D Investigators;Psychiatry and Clinical Neurosciences . 2019.
- Whose depression deteriorates during acute phase antidepressant treatment?;Akechi T, Sugishita K, Chino B, Itoh K, Ikeda Y, Shimodera S, Yonemoto N, Miki K, Ogawa Y, Takeshima N, Kato T, Furukawa TA;Journal of Affective Disorders. 2020.
SUN-D研究とは、最短の時間と最低のコストで良い結果をもたらしたうつ病の薬物療法を解明することを目的としたものです。