症状別のよくある質問 DISEASE FAQ
パニック障害
PANIC DISORDER
パニック障害の治療のために、日常生活の中で取り組めることは何でしょうか?
①お酒・タバコ・カフェインについて
できるだけ禁酒・禁煙しましょう。
アルコール・タバコは一時的に不安を和らげますが、すぐに不安感が強まるため、徐々に飲酒・喫煙に依存するようになってしまいます。また、お酒・タバコはお薬の効果に影響を与えますので、できるだけ禁酒・禁煙することをおすすめします。
多量のカフェインは、不安を強くします。
カフェインを含む飲料を飲んで、不安感が強まったりドキドキした場合は、できるだけカフェインを避けるようにしましょう。
②ストレスを溜めない
上手にストレスを発散する
自分なりのストレスの発散法を見つけましょう。ぬるめのお湯での入浴や腹式呼吸は、心身をリラックスさせるのにおすすめです。
ストレスの原因を排除する
「蛍光灯の光」、「SNS」、「インターネット」や「テレビゲーム」など意外なものがストレスの原因になることがあります。蛍光灯をLEDにかえてみたり、インターネットやゲームにのめりこまないようにしましょう。
③回復を焦らない
パニック発作が起こらない期間がしばらく続くと、自己判断で服薬や苦手だった場所への外出を止めてしまう場合があります。しかし、完治はしていないので再発して病状が後戻りしてしまいます。
医師の指示通りにお薬を服用したり、苦手だった場所へも定期的に足を運んだりすることで、通院や治療を継続するよう心掛けてください。
関連する情報
監修
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【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。
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