あらたまこころのクリニック「症状別のよくある質問」ページ

症状別のよくある質問 DISEASE FAQ

パニック障害

PANIC DISORDER

パニック障害の治療のために、どういった生活リズムで過ごせば良いでしょうか?

パニック障害の患者様は、生活リズムが崩れやすく、病状が思うように改善しない原因となります。そのため、生活リズムを整えることは、心身によい影響を与えます。

①毎朝、同じ時刻に起きて、朝日を浴びる

毎朝、同じ時刻に起きると、生活リズムが整います。また、朝日を浴びることで、心身に一日が始まることが伝わります。

②1日3度の食事を規則正しくとる。

規則正しく食事をとることで、1日の生活リズムが整います。特に、朝食は1日の始まりとして重要です。

③昼間は、可能な範囲で外出する。

外出してウォーキングなどで体を動かすと昼夜のメリハリがつきます。ただし、不安感が強い場合は無理をしないでください。

④できるだけ人に会うようにする。

人と会い話すことも、生活リズムを整えるうえで重要です。

 

以上を参考に、朝の起床や、3度の食事、外出などで、生活リズムを整えていきましょう。

 

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。