あらたまこころのクリニック「症状別のよくある質問」ページ

症状別のよくある質問 DISEASE FAQ

睡眠障害・不眠症

INSOMNIA

どのような不眠症状があるのですか?

不眠の症状には4つのタイプがあります。タイプによって対処法や治療方法が異なりますので、あなた自身の不眠の症状を知っておくことが重要です。

・入眠困難:床に入って寝付くまでに30分以上かかるタイプ。不安や緊張が強いときなどの起こりやすいといわれています。

・中途覚醒:睡眠中に何度も目が覚めたり、一度起きた後なかなか寝付けなくなるタイプ。不眠の訴えの中で最も多く、中高年で頻度が高いといわれています。

・早朝覚醒:朝、予定時間より2時間以上前に目が覚めてしまい、その後眠れなくなってしまうタイプ。高齢者に多くみられます。

・熟眠困難:睡眠時間を十分にとったのに、熟眠感が得られないタイプ。ほかのタイプの不眠症を伴っている場合も多くあります。

関連する情報

監修

加藤 正
加藤 正医療法人和心会 あらたまこころのクリニック 院長
【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。