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うつ病
うつ病、世界で推計3・5億人…人口の5%
世界保健機関(WHO)は10月9日、世界でうつ病で苦しんでいる人が人口の約5%に当たる3億5000万人以上に上るという推計を発表したそうです。 そこで、WHOは治療と支援の重要性を訴えています。
WHOは、うつ病は一時的な気分の浮き沈みとは異なり、2週間以上ふさぎ込んで、仕事や家庭での活動に影響が出る病気であると強調し、女性の5人に1人が産後うつを経験し、心疾患とうつ病の発症には、強い関連性があると指摘しています。
人は、厳しい経済状態や失業、災害に直面するとことで、うつ病の危険性が高まるとというのです。
うつ病を発症した場合、専門的な治療を受ける必要があるのですが、半数以上が必要な治療を受けていないとみられています。
また日本では、厚生労働省の発表では、2008年、うつ病を含む気分障害で治療を受けた人は推定101万人ということです。
治療を受けた人だけで、これだけの数ですので、もっと多くの方が、うつ病で苦しんでいると想像できます。気になることがあれば、すぐにでも専門医の治療を受けましょう。
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監修
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【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。
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