日本うつ病学会 下田光造賞授賞講演&受賞式 in 徳島、スタッフ道中記その②
●四国は、認知療法ゆかりの地
今回の第16回日本うつ病学会が行われた徳島県がある四国は、当院が行っている治療方法でもある認知療法・認知行動療法ゆかりの地でもあります。
精神科医の井上和臣先生(現認知療法研究所所長で内海メンタルクリニック名誉院長)は徳島県のご出身であり、同じく精神科医の大野裕先生(現一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長)は愛媛県のご出身です。そして臨床心理学者の坂野雄二先生(現北海道医療大学教授)も、実は徳島にゆかりがおありだそうです。
この三名の先生方は、日本の認知療法・認知行動療法の普及に多大な貢献をされた先生方であり、この四国の偉大な先生方のお力で、認知療法・認知行動療法は日本に根付き花開いたのです。この度、このゆかりの地で加藤院長が下田光造賞の受賞式を行っていただけたことは、とても光栄なことであり、運命的なものを感じます。
●井上和臣先生をお迎えして
懇親会を終えた我々は、素晴らしいことに偉大な先生のお一人である井上和臣先生をお迎えして、ささやかではありますが当院だけの会食を行わせていただきました。
井上先生は、お忙しいにも関わらずこの度の加藤院長の日本うつ病学会下田光造賞受賞講演にも駆けつけて下さいました。
井上先生、心より感謝申し上げます。
〇井上先生とご一緒に記念撮影。
井上先生は、お優しいことに加藤院長、及びスタッフ全員に徳島の有名な和菓子店のお土産をご用意して下さっていました。
ご一緒にお食事できるだけでも夢のような出来事なのに、お土産までいただき恐縮至極です。
井上先生、とても美味しいお菓子をありがとうございました!!!
井上先生からいただいたお菓子です。
〇柔らかな餅生地の中に翡翠色の餡が入った「泡柚」
とても上品なお味です。
〇「あらたまの」という名のお豆のお菓子。
あらたまこころのクリニックにピッタリです。
会食では、井上先生から貴重なお話をお聞きすることができ、とても充実した楽しい時間を過ごすことができました。井上先生、ご多忙の中お越しくださり、本当にありがとうございました!!
店を出て、井上先生を全員でお見送りし、徳島での長い一日が終わりました。かけがえの無い貴重な経験をさせていただいた一日でした。
●日本うつ病学会 下田光造賞
―SUNOD 研究―
この度、日本うつ病学会下田光造賞を受賞したSUN D研究は、あらたまこころのクリニックだけで行われたものではなく、たくさんの方々が参加して行われた研究です。あらたまこころのクリニックでご協力いただいた患者様が一番多かったという理由で、加藤院長が代表で受賞させていただいたものです。
日本でうつ病に苦しむ多くの患者様を救うことに繋がる偉大な研究に関わらせていただけたことを、スタッフ一同心から誇りに思います。そしてこのような素晴らしい場所に来る機会を与えて下さった、当院にお越し下さる全ての患者様、そして研究に携わった関係者の皆様に、心より御礼を申し上げます。
この経験を糧として、今後とも加藤院長、そしてスタッフ一同、地域医療のさらなる貢献に邁進する所存です。
これからもあらたまこころのクリニックをどうぞよろしくお願い申し上げます。
関連する情報
監修
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【出身校】名古屋市立大学医学部卒業
【保有資格】精神保健指定医/日本精神神経学会 専門医/日本精神神経学会 指導医/認知症サポート医
【所属】日本精神神経学会/日本うつ病学会/日本嗜癖行動学会理事/瑞穂区東部・西部いきいきセンター
【経歴】厚生労働省認知行動療法研修事業スーパーバイザー(指導者)の経験あり。2015年より瑞穂区東部・西部いきいきセンターに参加し、認知症初期支援集中チームで老人、高齢者のメンタル問題に対し活動を行っている。日本うつ病学会より「うつ病の薬の適正使用」のテーマで2019年度下田光造賞を受賞。
【当院について】名古屋市から、「日本精神神経学会から専門医のための研修施設」などに指定されている。
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